へっぽこ社会人の禁パチ生活録

パチンコ依存症のアラサー社会人がジタバタしてみるブログです。

今更「禁パチ」について考える

「禁パチブログ」を書いてきたけど、この「禁パチ」というものにずっと違和感を感じ続けていた。

「禁パチ」って何なんだろう。パチンコ屋に行かないことが禁パチなのか、台に触らないことが禁パチなのか、それとも、パチンコ的な物を身の回りから排除することなのか。

「パチンコ行きたいなあ」そう思ってしまった時点でダメなのか。打ちにさえ行かなければ、動画見ていてもOKなのか。

100日間禁が続けば立派なのか、30日でも十分なのか。

 

「大学院を何とかして修了しよう」そう思い始めた頃から、それまで一生懸命「禁パチ」していた自分がどうでも良くなってきた。

土日は勉強するしかなく、他に選択肢はなかった。だから「禁」とかどうとか関係なかった。

今、目標を1つ成し遂げて思った。「禁パチ」って何なんだろう?

 

パチンコに行かないように努力することは悪い事ではない。

ただ、「パチンコに行かないように頑張る」って変な感じがする。

 

他の人の「禁パチブログ」を読んでいて思った。

パチンコに行かないぞと言っている人が、一番パチンコについて論じている。

パチンコはこんなにも悪い、行っていた自分が恥ずかしい、金儲けして楽しいか云々・・・

パチンコから遠ざかろうとしている人間が、パチンコから全く自由になれていない。

これは、実に悲しい現状だと思う。

 

手段が目的化することで、いたちごっこみたいになってはいないか?

ネットで禁パチブログを検索すると、沢山のブログが見つかる。

ランキングサイトでは、禁パチブロガー達がしのぎを削ってアクセス数を競い合っている。

みんな、パチンコから自由になりたいはずなのに、日々パチンコの記事を書いている。

手段が目的化しているからこんなことになるんだ。

 

必要なのは、「禁パチ」からも遠ざかること。

「パチンコ」でも「禁パチ」でもない、違う道を見つけ、新しい人生を歩むこと。

そんな気がしている。

 

このブログも、もうすぐ2年目になる。

俺だって全然パチンコから自由になれていないなあ。

 

禁パチ209日目。