やっと・・・
金曜日に大学に行き、修士論文を提出してきた。
そして特に問題なく受理された。
これで僕の論文執筆は(一応)終了したことになる。
ここにたどり着くまでに延べ6年もかかったのだ。
長かった・・・
そして、辛かった。
でも僕は成し遂げたんだ。絶対に無理だと思っていたことを。
あんまり実感が湧かないけど、まあほんとよく頑張ったよ、俺。
少しくらいは自分を褒めよう。いやあ、でも本当に実感が湧かないな。
といってもまだ審査会があるし、審査会の資料も作らなければならない。
だからまだ終わってはいない。あと二週間だ。
最後まで頑張ろう。
このブログも、今年で完結できそうだ。
もう「禁パチ」とかいうつまらない世界から足を洗いたい。
でもブログ始めた以上は・・・ね。ちゃんと目標達成して終わりにしたい。
禁パチ202日目。
あと少し
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年ももう1か月が経とうとしている。早すぎる。
この1か月、ひたすら論文を書き上げていた。提出まであと1週間。大方書き上げたものの、最初と最後が上手くまとめられない。年末年始にフルバーストで書きまくった。おかげで分量は稼ぐことができたが、「なぜこの研究が必要なのか」という部分と「この研究の結果、何が分かったのか」という部分は十分に考えることができていない。
つまるところ、論文の骨組みが弱いのだ。
「3匹の子豚」の話で言う、最初に吹き飛ばされる家みたいなもんだ。
あれは藁の家だっただろうか。急いで作ったから、それはもうペラペラな論文なのだ。
そうそう、「ペラ郎」ならぬ「ペラ論」だ。
座布団いちまい・・・
冗談は置いておいて、
これが結果なのだ。受け入れないといけない。俺は頑張って仕事しながら論文を書いた。大学院を退学しようと考えたことは数知れず、それでもちゃんと最後まで成し遂げようとしているじゃないか。
その結果、ペラ論しか書けなかった。これが結末だ。受け入れなさい。
だけど書いたことは事実。成果物の中に、一粒の砂金が混ざっているはずだ。それを見つけ出して「この研究でこんなことが分かったんです」と言わなければならない。
自分が書いたものを否定しても仕方がない。
自分と向き合うんだ。
時間はまだある。
もう疲れて発狂しそうだ・・・
年末アイソレーション
年末年始ってなんか寂しいんだよな。休日が続くという気持ちの楽さと、しかし確実に休日が過ぎ去っていくという物悲しさが合わさっている。
そして年末年始とは「帰るべきところ」へ帰る時期であるとも言える。大学生達は実家に帰省し、家族を持つ者は家族と過ごすことになる。「帰るべきところ」がない人間は、突如、孤独になる。自分には「帰るべきところ」がないという事実を突き付けられ、自分という存在の儚さを思い知らされる。根無し草とも呼べるだろうか。
ある心理学者はこれを「存在論的不安」という言葉で説明している。
僕は厳密にいうと「帰るべきところ」はある。生まれ故郷がある。だけど帰りたくない。だから帰らずに一人で過ごすことが多い。仮に故郷に帰っても家にはおらずにパチンコ屋に収容されに行くことがほとんどであった。
実家にいると辛くなる。昔の嫌な思い出と向き合わなければならず、それが苦しい。親に対する複雑な思いを消化できないまま大人になってしまったのだ。最近は目を合わせて話をすることすらできなくなりつつある。
今年は論文を書き上げなければならないため、実家には帰らずに研究室に籠る。大学の近くにあるパチンコ屋の存在が気になるが・・・おい、ここまできたら我慢しろよ。何のために頑張っているんだよ。
今しかできないことを、今やらないでどうする。パチンコなんて論文書き終わったら好きなだけ打てるだろうが。さあ、もうひと踏ん張りだよ。
「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて・・・」ドアは重く、開けるのは辛い作業なんだけどね。開けたいよね。アブラカタブラって言っても開かないからね、悲しいよね。自分の力で押し開けないとね。
それでは皆様、良いお年を。
禁パチ168日目。
クリスマスだぞ、喜べよ
世間はクリスマスでお祝いムードだというのに、僕は仕事をさっさと切り上げた後に研究室でゼミの資料をせっせとこしらえる作業に勤しんでいる。サンタクロースは決してやって来ない。
だけど綺麗な満月が唯一の救いだった。月はいつみても綺麗だ。
おい、クリスマスだぞ。喜べよ。
クリスマスプレゼントとかいらないから、学業に取り組むための精力がほしい。あと、リア充爆発しろ。
今年も残すところあと一週間。最後まで頑張らないと・・・。
今年は辛かったけど、来年はいい年になるといいな。カモン、グッドラック!
禁パチ166日目。
Lovely day for a Guinness
ギネスビールが旨い。
先日樽ギネスが飲める店で初めてギネスを飲んだ。そしたらその味の虜になってしまった。スッキリしていて、なのに深みのある味わい…
これまではもっぱらエールが好きだったが、ラガーにも色々な味があることを知った。「スタウト」なんて言葉を初めて聞いたよ。
そしてこの可愛らしいキャラクター。「Toucan」(トゥーカン)っていう名前らしい。
くちばしにギネスビールを乗せている姿がまた可愛い。。。
今晩はギネスを飲みながら1人でまったり過ごそう・・・
今日は残業している人がやたら少なかったな。みんな楽しい夜を過ごしているのだろう。
ギネス一缶でハッピーになれる僕はなんて幸せ者なんだろう。
ロンリネス、ハピネス、ギネス。メリークリスマス。
皆さんも素敵な夜をお過ごしください。
今年の振り返り
今年は1月からパチンコばっかり打っていた。「禁パチ」なんてどこ吹く風、好きな時に好きな台を好きなだけ打っていた。開き直って「実戦録」を付け始めた始末。
実際、2月まではプラスだったんだよ。だから気分はルンルンだった。禁パチブログで実践報告するあたり、俺は嘘つきだな。もう何回も嘘をついてきた。
嘘で塗り固められたのが、このブログだ。
3月から急速に負け始める。一回だけパチンコ猪木で20連して35000発出したなあ。アリ倒してエンディング見たよ。思い出したら脳が興奮する…。負けまくっていたのに、思い出すのは勝った記憶。典型的な中毒者ですね、はい。
5月のGWもパチンコ打ちまくり、3日間で11万負けた。何かから逃げるかのようにパチンコを打っていた。自分の人生から?自分の仕事から?逃げても明日はやってくるのに。
凱旋打ったら千円でGOD引いて3000枚出たっけな…そのあとパチンコで負けてパアになったけど。そんな小さな思い出ばかり。
6月に徐々に体調がおかしくなり始め、7月に仕事に行けなくなった。1週間くらい寝込んだ。その時に熱にうなされながら、もうパチンコ屋には行くまいと思った。精神的にもおかしくなっていた気がする。1月~6月で60万くらい負けた。
そして7月11日から僕はパチンコを打っていない。
先日職場の忘年会があり、パチンコが好きな上司とパチンコ談話で盛り上がった。朝お店に行く時が一番ワクワクするんだと・・・そうだ、あのワクワクは何物にも代えがたい。天気の良い休日の朝に、何も考えずにパチンコを打ちに行けたら楽しいだろうな。
僕がこの先の人生でパチンコを触ることは・・・絶対にあるだろう。このブログは3月まで続けるつもりだけど、そのあと自分が全くパチンコをしないかと言われたら、そんなことは絶対ないだろう。
稲妻に打たれてパチンコの記憶を失わない限り、僕はいつかどこかでパチンコを打つと思う。まあそんなことは今考えることではないのだが。
「辞める」という言葉は嘘になる。なぜなら、「辞める」という事実は未来にしか担保され得ないからだ。その人が辞められたかどうかは、その時点で分かることではない。未来のことは誰も分からないだろう。
我々ができることは、ただ打ちに行かないということのみ。
禁パチ165日目。
年末はどう過ごそうか
前回かなりキモイ記事を書いたけど、いよいよ年の瀬だ。仕事もあと一週間ちょっとで御用納めになる。
辛い一年だったな・・・2月からパチンコでボロボロになり始め、7月に体調不良で仕事を2週間休んだ。そこからも精神が不安定で波が上がったり下がったり。またゆっくり振り返ろう。
最後までしっかり仕事しないとな。
年末は大学の近くのホテルを押さえてあるから、学業に専念しようと思う。
本当は実家に帰って友人と遊びたいけど、論文は今しか書けないからな。今年は諦めて勉強合宿だ。
中学校の時に冬季だけ学習塾に行っていたんだけど、その塾が年末に泊まり込みの勉強合宿を企画していた。もちろん参加しなかったが、参加者はねじり鉢巻きで問題を解き続けていたようだ。すごいもんだよ。
それから約15年。自分が年末に勉強合宿を(一人で)開催することになるとは。そういえばセンター試験ももうすぐだっけ。自分も受験生の気分になってきた。
受験生の頃は・・・ひたむきに勉強していた。そのおかげで志望していた大学に入れて、そして今の自分がいる。今の俺は、パチンコ屋があったらウズウズしてしまうような人間になってしまった。
おい、あの日の俺よ。お前は、そんなために勉強していたんじゃないよな?
自分を良くするのもダメにするのも自分だ。
実家から出ていきたかった。だから無理して県外の大学を志望した。そこに合格するために血眼になって勉強したじゃないか。
その結末は、パチンコに狂う男の姿なのか?そんなんじゃあ、あの日の自分に顔向けできないよ。
前に進まないと。
パチンコは・・・楽しいよ。認めるよ。好きだよ。病気だよ。依存してきたんだよ。
そんな簡単に治療できるなんて思っていないよ。だけど・・・
ちゃんと治療しようと思わないと、どうにもならないな。
他のブログ書いている人が「とりあえず3カ月続けてみろ、景色が違って見えるから」とよく言う。
うん、その通りだよ。90日は、短いようで長い。見える景色は変わるだろう。それに彼は3カ月続けたら「完治できる」なんてことは一言も言っていない。ただ「景色が違って見える」としか言っていない。
その通りだよ。
違う景色が見えたって、ダメな時はダメなんだ。
年末年始、打ちたくないけど我慢できないだろうな・・・と思っている人は年内に病院受診してください。精神科でも心療内科でもいいです。僕は両方行っています。
禁パチを「踏ん張って」続けても、見える景色は変わるだろうけど、やめることはできません。自分もブログを書きながら実感しています。
禁パチすることが無駄とは思いません。自分も禁パチしていますから。
悲しいかな、我々には知恵が与えられていない。
ただ禁パチ日数をカウントし続ければやめられるのだと本気で考えてきた。
それは大きな間違いであった。自分の意志の問題にし過ぎない方がいい。
これは、僕からの提言です。
さあ、待ちに待った年末がやってくる。
とりあえずクリスマスは独りボッチ確定だな・・・トホホ。
禁パチ161日目。