思ったことをつらつらと

（今回長いです。あと文章が滅茶苦茶です）

パチンコを打ちたいと思っている時、

それはきっと甘えたいと思っている時。

あの非日常的な空間で

何もかも忘れてしまって

台が祝福してくれるのを待つ。

努力など必要ない

「意味」など考えなくてもよい

ただ目の前で生じている動作を

死んだ目をして眺めておけばいいだけ。

お金さえあればそれだけで祝福してもらうことができる。

甘えたいんだ。

真面目に生きるなんて馬鹿馬鹿しい。

努力して何になる？

そもそも何に対して努力すればいいのだ？

始めは興味本位だった。

キラキラしたものが好きだったし

打っている友人たちが楽しそうに見えた。

実際に打ち始めた頃は、少ない投資でそれなりに楽しめていた。

数万円も使うことなんて考えもしなかった。

いつからだろう

足しげく通うようになった。

投資額も際限がなくなっていった。

何故？

パチンコを打つようになって

自分でも知らないうちに何かを失っている

「何か」とは自分では分からない

それくらいパチンコにのめり込んでいたから。

何が僕をここまでパチンコに駆り立てたのだろうか？

そんなこと考えても分からないかもしれない

考えても無駄かもしれない

でも、そこって大切なのではないか?

そこを理解しておかないとまたパチンコを打ってしまう可能性がある。

特に我々のような依存症者は。

でも本当は考えたくないんだよね。

思い出したくないことを色々と考えるのは辛いことだから

・・・・・・・

今日調子が悪かったので仕事を休んで病院に行った

ここ最近通院していたところは

先生がいまいち合わなかった。

だから今日は大学生のころ２～３回だけ通院していたところに行った。

行くと主治医が休みだった。

また明日来てくれと言われた。

とても疲れた。

気分も重かった。

帰りにパチンコ屋に寄った

かつてのマイホール

久しぶりに入った

滅茶苦茶うるさかった

こんな音を長時間聞いていたら絶対に感覚がマヒする

財布には７千円入っていた

僕はお金を取り出し

１３０円の缶コーヒーを買った。

休憩スペースで虚ろな目をしながらコーヒーを飲んでいた。

店員が怪しそうな目で僕を見ていた

打っていて楽しいのだろうか？

唯一楽しそうにしていたのは

新台のマクロスを打っていたオタクっぽい二人だけ

リーチにもなってないのに、画面を見ながら二人で楽しそうに会話していた。

マクロス好きなんだろうなあ

図柄の絵を見るだけで盛り上がれるってすごいよ

バイオ０が７連していて

僕は後ろに立ってガン見していた

「続くといいね」

そう思いながら店を出た。

もうあそこは僕の居場所ではない。

ただ、僕の亡霊があのホールを彷徨っているだけ。

成仏できないまま。

暴れん坊将軍のＳＴで

ボタン連打で妖怪を成仏させるリーチがあったけど

僕の亡霊も一緒に成仏させてあげてほしい…

必死で連打しますよ

「アンソニーの亡霊を成仏させろ」

信頼度1.0％未満でしょうね

店が成仏を許してくれないので

５年間くらいパチンコ辞められたら成仏するだろうか

何故店に入ったのだろう

打ちたかったから？

分からない。そんな気もするけど、実際は打たずに出た。

打っても意味がないと分かり切っている。

でも意味を求めて打つものでもない

パチンコは意味がなくても打ってしまうのだ

禁パチが難しいのはそれがあるからかもしれない

打つことの意味を失えば、おのずと禁パチできる

でも、そもそも打つことに「意味」なんて求めていなければ

辞めることにも特に意味がない

「論理の問題じゃねえ」

そうかもしれないが、一理ある気もする

依存症って怖いです

「お金を稼ぐために打っている」という人は

稼げなくなると辞める

「なんとなく打っている」という人は

特に辞める理由がない

「暇だから打っている」という人は

他にやることができれば辞めることができる

「楽しいから打っている」という人は

楽しくなくなれば辞めることができる

それか他に楽しいことができれば

僕が店に入ったのは

疲れていて、何かに甘えたい気分だった

それをパチンコに求めても無駄だと確認したかった

多分そんな感じの理由だと思う。

（あいまい） 

ホールの中は騒音

台は意味不明に発光し続ける

人体にどれだけ影響があるだろうか。

麻痺してるんだよ、ずっと通っている人は。

あんな量の音と光が規制されずに垂れ流しになっていること自体がおかしくないだろうか。

最近とても調子が悪い。

何とかして乗り越えたいものだ。

禁パチ４３日目