へっぽこ社会人の禁パチ生活録

パチンコ依存症のアラサー社会人がジタバタしてみるブログです。

暗闇の向こう側へ

*****

ほんの一瞬だけど、遠くに光が見えた気がしたんだ。

あまりにも遠くて、ほんの微かなものだった。

 

だけど僕の目は次第に霞んでいき、いつの間にかその光は見えなくなっていた。

またいつも通りの暗闇に包まれたのだ。

 

あの時、僕の目は確かに光をとらえた。それに間違いはない。

だからもう進むしかない。

光が見えたのなら、その方向へ進んでいくしかないんだ。

今更後退することなんてできない。もう遅い。

この体が動く限り、前進するしかないんだ。

*****

 

先週大学院でゼミがあり、修論の構想を発表した。

内容をある程度練りこみ、余計な内容を排除した。今の自分ができること、書けること、書きたいことを明確にした。

そして指導教授のGOサインが出た。内容に満足はしてもらえなかったと思う。だけど時間もないし、もうこれで行こう、という感じだった。

 

そして翌日に修論の題目を研究科の助教に提出し、受理された。

あとは残りの2カ月ちょっとでひたすら論文を書くのみだ。

もう時間がない。前に進むしかない。

 

ここ一ヵ月の間、とにかく頭を捻らせた。

平日は仕事で頭を使い、休日は研究室に寝泊まりして思考を巡らせた。

とにかく脳みそをフル回転させ続けた。

そして論文の提出期限まで、引き続きフル回転させ続けなくてはならない。

頭がおかしくなりそうだけど、やれるだけやってみようではないか。

 

「負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと・・・」

どこかで聞いたことのあるフレーズが頭の中に流れてきた。

この冬を乗り越えて、僕は、春にたどり着きたい。

 

もうパチンコには逃げないよ。

打ちに行ったら楽になるんだろうなと思うけど、もう十分だ。

これまで十分に逃げた。パチンコは、僕に逃げ場を与え続けてくれた。

もう、君は必要ない。僕はもう、そんなに弱くない。

もう逃げなくても大丈夫なんだ。逃げたくないんだ。

 

*****

晴天が続くこともあれば、雨が降る日もある。

雨降って地固まる、ではないが、そうそう良い日が続くわけがない。

風が強い日は、耐えなければならない。

今が全てではなく、明日につなげよう。

明日はよい日になる、そう思うのは自由だ。

 

俺も、もっと頑張らないとな。

いつも決意ばかり述べていて、いけない。

とりあえず論文頑張ろう。

 

禁パチ125日目。