強い意志を持たなければ
今日は受診日だったから午後に休みをもらった。
なぜだろう、平日に休みをもらうと、猛烈にパチンコ屋に行きたくなる。
仕事を休んだ日に打ちに行って、一度も勝ったことがない。
平均5~6万円くらい負けた。
平日朝一から打ちに行ったときはなぜか気持ちが高鳴った。
贅沢なことをしているような気分になったものだ。
そして夕方ごろには、体中に変な汗をかき始める。
「ああ、パチ屋に行くんじゃなかった」と後悔する。
そして帰るに帰れなくなり、閉店近くまで粘る。
家に帰った時には、怒りと悲しみと情けなさで死にたくなる…
そんなことを何度も経験した。
今日受診した病院の目の前に巨大なパチンコ屋が立っている。
車を駐車場に停めると、嫌でも目に入ってくる。
あの店は…一回だけ入ったことがあった。確か3万円くらい負けた気がする。
…二度と行くものか。
真っ直ぐ家に帰った。
日本はどこにいってもパチンコ屋がある。
全く酷いものだ。
ギャンブル依存者が結構多いというのに店は乱立している。
問題であると叫ばれているにもかかわらず、こうした状況は改善されないのだろうか。
「打ちたいなあ」と思うのは、「意志」ではない。
「意志」ではなく、「欠如」というか「渇望」というか。
禁断症状みたいなものだ。
自分の意志は確かに打たないことを望んでいる。
だから、この意志を捨ててしまってはいけない。
流されてしまいそうになっても、それは意志が求めているのではない。
「依存」という弱い自分が求めているのだ。
強い意志を持たなければ。
禁パチ17日目。