へっぽこ社会人の禁パチ生活録

パチンコ依存症のアラサー社会人がジタバタしてみるブログです。

真面目に②

昨日の続き。

 

禁パチをする上で、俺は「気持ち」ばかりを述べていた。

「やめてみせる」だの「自分を変える」だの。

そして実際には何も変わっちゃいないのだ。

 

気持ちなんかどうでもいい。必要なのは行動だ。

どう動くかだ。

 

「やめるやめる」といって打ちまくっている俺は馬鹿だ。

詐欺師じゃないか。やめるやめる詐欺だ。

 

パチンコそのものを否定しようとは思わない。

当たれば嬉しいし、連チャンしたら楽しいし、勝てば得した気分になれる。

この鬱陶しい日常に刺激と光と爆音をもたらしてくれる物は、そう沢山ない。

虚ろな目をしていた日も、パチ屋で勝てば元気を取り戻せる。

つまらない人生の中で、ほんのひと時だけでも勝者の気分に浸ることができる。

自分は選ばれた人間なんだと思うことができる。

そんな経験、どこでできるだろうか?

 

だけど、俺が目指すのはそこじゃないんだ。

俺はちゃんと大学院を修了したい。

仕事も頑張りたい。

修士論文を書くためには、毎日コツコツと勉強しなければならない。

「俺は修了してみせる」と口で言っても、実際勉強していなければ何の意味もない。

俺の生活が狂い始めたのは、パチンコ屋に入り浸り始めた頃からだ。大切な休日の時間を奪っていくのもパチンコだ。

だったらもうやめるしかないじゃないか。

 

気持ちの問題じゃない。

行動しろ。動きで示せ。

自分の行きたい方向に進むんだ。

パチンコ屋に行かないために、何をするのか?

パチンコをやめるために、何ができるのか?

禁パチの実践とは、心がけの問題ではなく、何を為したかという問題なのだろうな。