【80日目】
禁パチ80日目。
今日もパチンコを打ちたいという気持ちが収まらない。
もう十分我慢したし、そろそろ打ちに行ってもいいのではないか?本気でそう思っている。そんなことを考えながら大学時代の友人と昼食を食べに行った。
彼もたまにパチンコを打つ人間なのだけれど、こんなことを言われた。
「今のお店は1時間いれば2000円負けるようになっている。客がそれだけ負担しないといけない。」
こういった状況はどこかで聞いたことがあった。客が必ず負けるようになっていると。そんなことは当たり前すぎて、特に考えようとしたこともない。
でも今日そんなことを言われ、真面目に考えた。1時間いれば2000円支払うことになる。つまり、5時間いて1万円負けで済んだらそれは「トントン」ということになる。5時間打った結果プラマイ0だっとすると、それは店にとっては「-1万円」じゃないか。
まあ、この考え方が正しいかどうかは分からない。ただ、当然だが客は負ける。一部の人に勝ちが偏れば、負ける人の負債はもっと大きくなる1時間5000円くらいになるかもしれない(というか1時間あたり5000円負けなんてしょっちゅうある)。
俺はいつも当たりを引かないと気が済まなくて、そのままズルズル店に残る。勝てないのであれば、徹底的に負けないと気が済まなかった。チョロ勝ちでは不満だった。初めから負ける気で店に行ったことなんてなかった。行く前はいつでも勝つことしか考えていなかった。だから勝てないとイライラしていつまでも店に残った。
今日の友人の話を踏まえると、負けることをまず前提にしなければ、打つことができない。なんで1時間に2000円も支払わないといけないのだ?そう思うのであれば、打ちに行くべきではない。
俺は負けるのが分かっていて打ちに行こうとは思わない。
なら、パチンコ屋には行くな、という話になる。
すごーく当然のことなのに、なんか妙にすっと入ってきた。
初めから負けるとわかっているなら打つわけねーよバーカ!と言いたいところだけど、今までその事実を知っていて知らないふりをしていた気がする。勝てるまで帰ろうとしないから、いつもボロボロになる。
「1時間2000円負けを呑み込めるのであれば、打ちにいってもいい」
俺は嫌だ。なんで2000円あげないといけないんだよ。本気でそう思う。
というわけで今日はずっと漫画喫茶で漫画を読んでいた。6時間で1200円くらいだ。安いもんだ。
でもそろそろ、パチンコ屋に行ってしまうんじゃないかとも思っている。打ちにいけないストレスがどんどん溜まってきている。ここまでストレスを溜めてまで我慢する必要があるのだろうか?80日も我慢したのだ。そろそろ打ってもいいんじゃないか?そう思っている。
打てないストレスがすごく大きい。もし「1時間2000円負け」に納得できるのであれば、俺はもう打ちに行こうかと思っている。少し打って、また数か月やめればいい。打ちたくなったらまた少し打つ。
それができなかったからこのブログ書いてるんだろうが。バカ野郎。
でも、もう我慢するのも疲れてきた。